『売れ続ける会社の営業法則』
営業関係の本の紹介です。
『1000人のトップセールスに学ぶ、売れ続ける会社の営業法則』(ディスカバー社)横田雅俊
先日、ディスカバー社の干場弓子社長から、勝間和代さんの「新インディ」が買えない件についてご丁寧なメールを頂いて感激したので、しばらくの間、ディスカバー社の本を何冊か紹介していこうと思います。ディスカバー社は、新しい視点で(決して著名とは言えない著者の)本を発掘して、ビジネスパーソンの気持ちを捉える上手なマーケティング手法で成功していると思います。
さてこの本では、さまざまな業界のトップ営業マンに共通する仕事の進め方、成長している会社に共通する営業活動・人材育成について、アンケートをベースに考察しています。営業活動にかかわる方にとって、次のような点が参考になります。
・「売れない会社」は人を育てず、「売れ続ける会社」は人を育ててチームで売る(人材育成に時間と金をかける)。
・トップセールスに共通する強みは、時間効率の良さ(アポのムダの少なさ、顧客の見極め、会議の有効活用など)。
・トップセールスの15のコンピテンシー: スピード、準備、行動力、話し方、客観的視点、清潔感、洞察力、質問力、楽観性、数字への責任感、情報力、自信、説得力、クロージング、自己管理力。
・組織として営業力を向上させるためには、マーケティング(組織で集客する仕組み)の強化、組織での見込み客フォロー、情報の共有化が大切。
このように列挙してしまうと、どれも当たり前のようなことですが、営業活動の基本を見つめ直す意味で、良い本だと思います。
« 新インディが買えない | トップページ | 温暖化ガスと化学工業 »
「3. 本の紹介」カテゴリの記事
- 『ドキュメント 医療危機』(2008.04.19)
- 『30歳からの営業力の鍛え方』(2008.04.25)
- 『貧乏人は医者にかかるな!』(2008.04.18)
- 『医療崩壊 医師の主張』(2008.04.08)
- 『勝間式 利益の方程式』(2008.04.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント