混合診療に国民の8割が賛成
4月8日の日経新聞夕刊に、下記の記事が掲載されました。
『混合診療、賛成8割。タブー視せず議論を』
特定非営利活動法人「日本医療政策機構」の調査によると、がんなどの命にかかわる病気では、一般成人の8割が「混合診療を認めるべきだ」との意見であることがわかった。
http://www.healthpolicy-institute.org/ja/report/index.php?atm_id=3
2003年に日本医師会総研が実施した同様の調査では、「一般国民や患者の2割未満しか混合診療に賛成しない」という結果であった。一方で、経済団体が行った別の調査では、賛成が反対を上回り、結果にバラツキがあった。
同機構によると「日本医師会の調査の質問文には、医師会の主張である混合診療反対という回答に誘導するケースが多く、信用性に問題があった」と指摘している。
2003年の日本医師会の調査に対しては、産業界や大学病院の医師などから疑問の声が上がっていました。今回の結果は、公平な調査結果として、尊重されるべきでしょう。
日経新聞の記事にあるように「日本医師会、学会、厚労省は、混合診療をタブー視せずに議論すべき」 だと思います。
« 『医療崩壊 医師の主張』 | トップページ | 米国の景気 »
「2. 日本の医療について」カテゴリの記事
- 祝無罪:福島県立大野病院事件(2008.08.21)
- 血糖自己測定穿刺具の使い回し(2008.06.06)
- 『ドキュメント 医療危機』(2008.04.19)
- 『貧乏人は医者にかかるな!』(2008.04.18)
- 混合診療に国民の8割が賛成(2008.04.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント