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2008年4月 1日 (火)

『お金は銀行に預けるな』

2月末に初めて勝間和代さんの表題の本を読んで以来、一気に5冊を読んでファンになりました。読んだ順番に、このブログで感想を書きます。

『お金は銀行に預けるな』(光文社新書) 勝間和代

「金融リテラシーの基本と実践」というサブタイトルの通り、金融の基礎知識があまり無い人向けの入門書として、分かり易い内容です。

勝間さんの強みは、会計士と証券アナリストという金融のプロであるだけでなく、マッキンゼー(経営コンサルティング)の経験があるため、「細かいことを捨てて、本質を大づかみする」のが上手な点だと思います。金融系の人の書いたものは、どうしても詳細にこだわり、素人にはわかりにくい傾向がありますので、この本が売れる意味がよくわかりました。

私は金融のプロではありませんが、投資信託や債券を多少買っているので、p159の「投資の基本5原則」を改めて実践していこうと思います。

第1原則:分散投資、分散投資、分散投資

第2原則:年間リターンの目安としては、5%で上出来

第3原則:タダ飯はない

第4原則:投資にはコストと時間が必要

第5原則:管理できるのはリスクのみ、リターンは管理できない

また、最後に「金融を通じた社会責任の遂行」の章で、SRI(Socially Responsible Investment)ファンドや、金融の生涯教育について触れているのも、好感をもちました。私も企業のCSRや子供の金融教育は、今後、ますます重要になっていくと考えます。

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